企業と資格

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企業と資格

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企業が求める人材

転職・再就職・就職・独立起業をする場合には、今後どういった形で働きたいかで求められることに違いがあるが、今現在の雇用環境をしっかり観察することが必要。

これまでの企業といえば、大量に採用した新卒者を自社で教育し、定年退職まで年功序列による昇格制度と給与システムのもとに、従業員の団結を促していた。そして働く側は、労働力を提供することで安定を得てきた。

高度経済成長時代は、とにかく人手があり、大人数であることが、企業の業績を上げることができる大きな要因だった。このことからも当時は労働力に対し、個性や高度な専門性を要求しなかったことがわかる。

しかし、景気が上向いた現在では、高度成長期とバブルを経験した企業は、かつてのような教育や採用をしなくなった。

今や企業の要求水準は高まり、水準に達しない場合、採用予定数に満たなくても採用を打ち切ったり、要求水準に達する人材が応募するまで待つという傾向にあるようだ。

企業内教育の変化

かつてと比べ企業内教育の状況は大きく変化した。一部の企業は、新入社員教育をじっくりと行い、育成するシステムが整備されているが、大部分の企業では、新入社員を教育をする時間的、経済的余裕がないのが現状だ。

ダウンサイジングや人員削減によるコスト削減と業務の効率化は一時期より少なくなった。今や終身雇用制は崩壊し、企業の倒産や合併、吸収、買収、業界の再編などの波が押し寄せている。

昔のように大企業に就職すれば、定年を迎える日まで安穏とできる時代は終わりを告げている。

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能力・成果主義の時代

年功序列型賃金制度の時代から、能力主義、成果主義の時代に変化してきている。能力主義、成果主義の運用については、公正で公平な評価は困難であるという問題点が指摘されているが、この流れは確実に進んできている。

こういう点からも今は試行錯誤期というか過渡期と言えるだろう。長く安定した職業生活を営み十分な収入を得ていくのが難しい、まさに現代は、「正社員就職難時代」ということができる。

大部分の企業が、人員削減のために、派遣労働者、契約社員、パートからなる流動社員率を上げ、正社員の採用を抑えてきている。こんな就職難な時代にどうすれば正社員として就職できるのだろうか。

何か一つ、企業にアピールして有利になる、そのためには資格を持っていることが確実に有利に働く。

中途採用に有利な資格

一般的に中途採用には、専門性や即戦力が求められている。自分が培ってきた技術や知識を示すために、実務能力や実務経験を強化できる資格を取得することが有利に働く。

資格取得の理由や目的などの方向に沿った自身に適した資格を選択することが、企業への合格の道であり、資格取得の効果を最大限に使い、目的を達成する方法といえる。

グローバル化で求められる資格

グローバル化が進んだ現在は、規制緩和、金融再編、ペイオフ解禁、年金問題などにより、企業だけじゃなく、個人が主体的に経済設計をしなければいけない時代になってきた。

また、業種や企業によってはレベルの高い語学力が求められている。財務分野や経理部門で働きたいなら、米国公認会計士(CPA)やBATIC(国際会計検定)の資格取得をすると有利に働ける。

今後益々グローバル化は進み、特に注目の中国経済の伸張、中国をマーケット、生産拠点とする日本企業の増大を考慮すると、中国語を使いこなせる人材に期待されることが予想できる。

現代社会が求める癒し系資格

現代人は、毎日の生活や仕事、時間に追われる日々に、肉体的、精神的に疲れている。こんな世の中だからこそ「癒し」を提供する職種が隆盛している。

アロマテラピー、アニマルテラピーなどや、マッサージ、リラクゼーション系の職業が次々と生まれ高い人気を保っている。

エステティシャン、はり師、きゅう師、ネイルアーティスト、カイロプラクティックなどの健康関係、美容関係の職種の資格取得者も増加傾向で安定した根強い人気を呈している。

資格取得後に経験を積み独立開業する方も多いようだが、資格認定組織のチェーン店に就職したり、フランチャイズに加盟し就業する形態も多いようだ。

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2007年問題とは

2007年問題とは、「団塊の世代」という世代が2007年から順次、現場から去っていくことから起こりうるであろう問題をさす。

このところよくある銀行のシステム障害などの背景には、コンピューター基幹のシステムを熟知している熟練の社員不足が指摘されている。日本のコンピュータシステムを作りあげた世代が大量に現場を離れようとしている。

これまで彼らの経験やノウハウを持って運用されてきたシステムが、彼らが現場を離れるこれからも、果たして正常に稼動を続けることができるのか、一斉退職を控え、危機感を感じている経営者が多いようだ。

「2007年問題」とは、団塊世代が抜けた後、その労働力の穴をいかに埋めるかという点が問題の本質だろう。企業側の対策としては、断続雇用等を活用し、団塊世代の技術とノウハウを継承していくこと。

これからは、若い世代がさまざまな技術に関する資格を取得し、穴の開いた巨大労働市場に参入する大きいチャンスであるといえるだろう。

断続雇用とワークシェアリングにより高年者の効果的活用が考えられてくるが、これからは若者が退職する世代からマニュアルにはない知識やノウハウを、いかに引き継ぐかを真剣に考えていく時だ。

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